やればいいってもんじゃない

サテンのキャロリンを久しぶりに引っ張り出し、最低踵が必須なホテルへ。絨毯を歩くとペンギンが歩く音がする。は‥恥ずかしや。隠れ見るとゴムで裏打ち。あー…。付き合いの長い職人さんに、無理言って数回履いたところで嫌がられながらやってもらったのだ。だって庶民は大理石と絨毯以外を歩く方が圧倒的に多いんだよ!と独りごちつつ、サテンは明らかに履ける場が限定されている。想定しきれなかった自分を悔やむ。やっておけばいいってものではない。さらに右肩が上がる歩き方*1、足捌き、声にも気の強さが顕れているとのご指摘。へえ、へえ。歳を重ねて来られた方の読取スキルの何と高いこと。いつぞやも、表面化し得ない癖を一発で見抜かれて、フリーズしたことを思い出す。
千里の道も一歩から。日々の積み重ねが所作に顕れ自らの轍となる。先ずはヒール履いても辛くならない体重を繕うか。
頑張りまっしょい。

*1:重たいバックは常に右だった