美しき劫罰
現代能楽集「葵上・卒塔婆小町」@ル・テアトル銀座(招待)
初美輪さん。今観るべきと導かれるように観劇。相手役があれでなくなった頃に拝見したい。
苛烈で弛まぬ努力ができるという才能以外に、天才に条件があるならば「換骨奪胎ができる」だと思っている。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1968/03/27
- メディア: 文庫
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美輪さんは声も麗らか、若い頃はそれはそれは小野小町を演ずるに値する美しさだったと思う。しかしながら、あの相手役はナイ。マジでナイ!!身体的条件は素晴らしいが、おしなべて空っぽ。ひさしぶりに見たよ〜!あれが子飼いでほんとうに残念。
美輪さんはご自分の人生を演じているのだと思った。
長い招待リスト、物販の押しの強さ、生きていくのは大変だなぁとつくづく思う。彼は今、その劫罰を受けているのかも知れない。
*1:むろん、立ち読み