透過する灯

初台と新大久保で用を済ませ、本を引き取りに神保町へ。インターネットと違いアトランダムに出逢えるのが本屋の良いところ。古本屋は平積に出版社の意図を感じないところが心地良い。
ジョルジュ・ド・ラトゥールの図解があった。いつぞや視た聖ヨハネと幼いイエスの画、あの時の感情を著す言葉を未だに持ち得ない。

開くと蝋燭の灯りを描いた一連の作品群に涙が零れそうになった。とても豊かな気持ちにさせていただいた。目的の本も得たし、ありがとうございました。

あー、おばあちゃんになったら素敵な料理と音楽と文学に埋もれて過ごそう。