心に懸ける
シスも末端まで食べさせていくのは大変だよなぁ、という印象。
手練手管を持つ商売人と客寄せパンダ。冬の絵空と同じ図式、企画段階の製作側の心意気が残念。
題材は少し前にシネマ歌舞伎でしばらく上映*1、志の輔らくごでも毎年やっている夏の風物詩、チャイニーズゴーストストーリー。異人たちの夏を思い出す。*2
上手く端折ってあるいのうえ本だが、彼の作品には役者の推進力が必要だ。今回の動機はパンダくんと遊民社並び。段田さんx松澤さん。段田さんは巧い。かっさんに近い。が、彼より卒が無い。それにしても秋山さんはなんでいつもせくしーなんだろう!傑作ブロット、巧い本、良い役者は揃っているが、肝心のカンパニーによる求心力がなく、和洋折衷の幕の内弁当を食べている感じだった。
懸想、懸念、懸命。共に字の如く心に懸けると描く。
手帳が当たっている某コピーライターを拝見。