Bayreuther Festspiele
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先日、NHKがバイロイトリングのワルキューレを生中継するという無謀な企画をやっていた。リング狂*1として無論録画したわけですが、2回ある長時間休憩も必然的に生中継する6時間。
いや、なんともシュールでした。
何がシュールって、双子のママンとパパンが愛の歌を歌ってるところで
♪みーんみんみんみん。
神様が奥さんと痴話喧嘩してるところで
♪にゃーにゃー、にゃ〜ん?(ままー、どしたの?)
大好きな神様パパンと娘のテーマで
「あのさー、どんだけみてんの?」ろくじかんあると言っておろうが!
・・・集中できるわけがねー!笑。ママン、俺がんばったよ!
オペラを久々に観たが、やはり予算がハンパない。国を挙げてやるわけですからそういうものなんだけど、改めて「国立」の潤沢さに戦く民間人。笑
- 音楽。ティーレマンの指揮は、ドシロウトが聴いたってそれは素晴らしかった。ダン・エッティンガー*2がgdgdだったというのを少し理解。
- 演出。冒頭で子供が出てきたときはどう処理するんだ!と思ったのだが「正しい伝え方をする」インタビュー通り普通。考えてると、チケットは3万以上で値上がりするばっかり、名前だけで売れて客は百戦錬磨のワグネリアンばっかり。かく言う私もトーキョーリングの奇天烈未来設定に慣れているので「時代は現代」とか言われても物足りない。とういうわけでブーイングが多かったらしい。しかたねぇ。
- 役者。横綱二人分くらいの人が演技をしているのだが、目が慣れてくるとリンデが必ずかわいく見えてくるから不思議。ブリュンヒルデがボトックス打ちまくりのU宮アンナ顔で若干ひいた。唯一の日本人参加者、神様の奥さん役の藤村さんはちょーかっこよかった!そして痩せてみえるオペラマジック。
1/4夜だけなので総合評価はおいといて、寧ろ一層来年の ロベール・ルパージュのNYC-METリングが今から楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみで楽しみでしかたなくなった。NYCにも行きたいが、ライブビューイング*3で観たとして、映画館に6時間×4日座っていられるか、そこが問題だw