一木一草をつかもうとするとかならず神に突きあたる

「神は細部に宿る」と云ったのは建築家以前はヨーロッパ辺りの人であったらしい。「細部に神を見出す」のは日本人の精神性だなぁと思う。

(c)国立近代美術館
楡の老樹と会話して神に突き当たってしまった長谷川潔、鶏を見つめ続けて全てのパーツに注力せずに居られなくなってしまった若沖。そのどちらもが同じ事を云っているように聞こえてならない。

白昼に神を視る

白昼に神を視る

是非拝見してみたい。

横浜美術館