聴く耳を持たない、君にしか

泣いた。
ゴッホ、君はゴーギャンを好きすぎる。
(左:ヴィンセントの椅子とパイプ、右:ゴーギャンの肘掛け椅子

アルルでのうきうきしている画群。
手紙*1なんか読まなくとも、手稿なんか読まなくとも、好きすぎることなんかすぐ解る。

タヒチ・ノート―ゴーギャン手稿

タヒチ・ノート―ゴーギャン手稿

「空っぽ」を実感したゴーギャン
ゴーギャン晩年の作。よく似た椅子に、わざわざ取り寄せて種から育てたひまわり。畏友に対する功罪。

二律背反とはこの二人のことを言うのだろう。もう涙が止まらない。

ゴッホ作品一覧

年月が経っても、人の心にこれだけの傷を、感情を喚起させるほどの念とは一体なんなのだろう。

*1:すごいことにここに全部電子化されている。このサイト作った人もすごすぎる